電報ってまだ残ってるの?


電報というと、携帯電話・スマートフォン世代の若い人たちからするとあまり馴染みがないものかもしれません。確かに電報は、メッセージを送信するサービスのなかでは、とても歴史の深い存在です。若い世代の方々にとってみれば、初めて聞くという方も多いのではないでしょうか。そんな電報の始まりは1930年代にまで遡ります。電話がなかった当時、遠方の人へ連絡を取る手段として電報が生まれることになりました。モールス信号を用いて素早く現地の人へ知らせを送る電報は、その後1960年代に電話、1980年代にはファックス、1990年代には携帯電話が誕生することによって利用者が激減することになりました。現在、入学試験における合否の知らせを「サクラサク」「サクラチル」という言葉で表現することがありますが、これは電報を用いて合否の結果を報告した時に用いられた言葉であることは有名な話です。

このように利用者減少の一途を辿った電報サービスですが、現在でも事業は継続されており、有料で利用が可能です。冠婚葬祭に参加できない時に用いられることが多く、いまだに根強く電報の文化が残っているといえます。また、電報と一緒に品物を送ることが可能なサービスも登場しているなど、新たな道を歩み始めています。